LOVE School LifeⅢ



「それ、俺の番号」

「え」

「基本寝てるから、出ない事の方が多いけど」

「それって、かける意味ないんじゃ…」

「だから、起きたら会いに行ってやるよ」

「……」

「それまで泣かないで待ってろ。んじゃ」


ニヒルに口角を上げると、瞬は今度こそ去って行った。



ぽかんとしたまま、私は瞬の連絡先が入った携帯を見る。


とんでもない事を言われた様な気がするんだけど。
今のは現実?


自分の頬を少しだけ強くつねってみる。


「痛…」


どうやら、夢じゃないみたいだ。


確かに今、頬に痛みを感じた。
そんな古典的な確認をしてしまう程に、さっきの出来事が信じられなかった。



チャイムの音が聞こえたけど、今は行く気になれない。
泣いて、顔も酷いだろうし。


一時間だけ、サボっていいかな。


今は誰かに問い詰められるのが辛い。