LOVE School LifeⅢ


「俺のすっごいワガママだってのはわかってるよ! それでも心配なんだもん。
ちゃんと付き合った彼女って初めてなんだよ。愛ちゃんが。だから、どうしたらいいのかわかんないの」

「……秋人」


拗ねたように口を尖らせながら続ける秋人。


「納得なんてしていないよ。そんな偶然。はあ、俺ってめっちゃ心せま。こんなに嫉妬するとか思ってなかった。かっこ悪……」


そう言ってからまた顔を腕の中に埋める。
カッコ悪いだなんて思わない。それだけ私を想ってくれているんだなって伝わってくる。
それが嬉しい。

秋人も私と同じ気持ちなんだって思ったら、それが嬉しい。

だけど、信じてもらわないと私はバイトが永遠に出来ない。


てか、よく考えたら私の方が心配なこと多くないか?
学校一モテる見た目していて、頭も良くて人当りも良くて、雑誌とかにも載っちゃう彼氏だぞ?おかしくね?


「さて、問題です」

「え」


急にそんなことを言い出す私に秋人は目をぱちくりとさせる。
にっこり笑顔を作って私は言葉を続けた。


「私の経験人数は何人でしょう?」

「へ」


秋人はぽかんとしている。
私はにこにこしながら、「何人でしょう?」と再度言った。