「だってさ、シゲの顔とか知らないけどすっごいカッコよかったりしたらときめいたりするかもしれないじゃん。
一緒のバイトだったら男らしい一面が見られたりして、きゃっカッコいい!みたいになるかもしれないじゃん。
さりげなく愛ちゃんをサポートなんかしちゃったりしてさ、頼りになる男って素敵!!みたいになるかもしれないじゃん。
あああああ、やっぱ俺そこで働く。そこで働きたい!」
「ちょっと落ち着け」
一息もつかずに一気にまくしたてるように言うと、秋人はテーブルに倒れ込み顔を埋めた。
さっきのいい感じだったのはなんだったんだ。
大丈夫だよって言ったじゃないか。信用してって。それで終わった話じゃなかったのか。
待って、私は何を言ったっけ。あれあれ?
思い返してみる。だけど、それはやはり収束した筈だった。
「やだーー愛ちゃん可愛いんだもん。無自覚なんだもん。俺のだもん。誰にも見せたくない~~~」
「子供か!」
思わず突っ込んでしまい、少しだけ顔を上げた秋人にジロリと睨まれる。
だから、私はモテないって何度言ったらわかる。
何故信じてくれないんだ。
今まで告白なんてされたことないのに。



