LOVE School LifeⅢ


「秋人、今家?」

『え。うん。家にいるよ』

「わかった」

『え?愛ちゃん?』

「それじゃ」


私はぶつっと電話をそこで強制的に終了させた。
それから秋人の着信も、LINEも全て無視。フルシカト。


ただ、私は黙って秋人の家を目指す。
私は秋人の彼女でいいんだって、秋人がちゃんと伝えてくれたんだから。

だから、私も伝えるよ。



私は秋人の家の前まで来ると、はあっと一度息を吐いた。
それから、インターホンをゆっくりと押す。


勝手に入っていいのはわかってた。
だけど、それを今はしたくなかったんだ。



『ハイ』

「秋人。私。愛」

『愛ちゃん!?ちょ、ちょっと待ってて』


それからすぐに秋人が門を開けて、私の前まで走ってきた。
その顔は今にも泣きそうだ。

バカだな。そんな泣きそうな顔なんてしなくていいのに。


私は秋人が好きなのにな。