LOVE School LifeⅢ


「……なんか、拍子抜けだね」

「本当だな」

「てか、シゲがいると思わなかった」

「それはこっちのセリフだ」

「そうだけど」

「雪村、これから時間あんの?飯でも食ってこうぜ」

「そうだね、と言いたいけど……、無理かな」


私はあははっと笑うと、シゲと目を合わせられなくて視線を落とす。
それだけでシゲは察したようだ。


「へえ。そっか、うまくいったんだ。その彼と」

「うん、まあ」

「そう。だけど、俺諦めるつもりねえよ?」

「え」


驚いてシゲを見上げると、シゲは目を細めて微笑んでいた。
どこか、余裕そうな表情だ。



「バイトが一緒とか、ちょっと運命って思わねえ?」


そう言うと、ニシシとシゲが笑った。