翌日、面接を受ける為にその映画館へと向かう。
受付で話をすると、中へと案内された。
履歴書オッケー。バッチシ。うん。準備はオッケー。
私はドキドキしながら、案内されるままに進んで行く。
それにしてもお姉さん、綺麗だな。
案内してくれたお姉さんの名前は佐伯というらしい。
さっき、ちらっと名札を見た。
綺麗なストレートの髪の毛がサラリとなびいている。
うむ。モテそうだ。
「この中が事務所なので待ってて下さいね。すぐに責任者が来ますので」
「はい」
「もう一人、バイト希望の人が面接来るんですよ。その人もそろそろ来ると思うんで」
「そうなんですか」
新人が一人じゃないって、ちょっと嬉しいかも。
わからないのは私だけじゃないってのは心強い。
ガチャリと扉を開け、中へ入ると私は椅子に腰かけた。
こじんまりとした事務所。
煌びやかな外側とは打って変わって、薄汚れている。
壁紙はタバコのヤニで黄ばんでいるし。
まあ、こんなもんか。
とりあえず、カバンから履歴書を取り出しているとガチャリと扉が開いた。



