「何笑ってんの?」
「何でもない」
「変な愛」
首を捻る三人だけど、それでもいいんだ。
友達って感じがして、それがただ嬉しいんだから。
「何がいいかなー」
雑貨屋に入って、物色するけどピンっと来るものが見つからない。
「この食器は?」
そうやって言って、由紀が手に取った食器。
シンプルにゴールドのラインが丸く入っていて、オシャレでセンスがいい。
「あ、こっちにお揃いのマグもある」
翔子が手にしたのはゴールドのラインがぐるっと下の部分に入ったマグカップ。
確かにお揃いみたいだ。
「これにしようか。ペアで買っておく?」
「どうだろ。でも、食器ってペアだよね」
「だよね」
食器の前で軽く井戸端会議をする私達。
結果的にペアで買うことにしたんだけどね。



