「らしくないよ。今度は嘘とか吐かなくていいから、普通にファミレスとか行こうよ」
「うん、行く」
「よし。じゃあ、私は行くよ。また月曜日ね」
「うん。じゃあね、ラブ」
すっと掴んでいた手が離される。
私は結城に笑顔を向けると、大きく手を振って学校を後にした。
学校を出てすぐに有紗に電話をかけた。
『もしもーし』
「あ、有紗!遅くなってごめん。今どこ?」
『今ね、駅前のサブウェイ』
「了解」
『もう新一とはいいの?』
「ああ、うん」
『そっかー。待ってるよっ』
「はーい」
通話を終えた私は電話をポケットに戻すと、三人のいるサブウェイへと急いだ。
到着して店内へと入り、三人を探した。
「あ、愛ーー」
すぐに私に気付いた有紗が手をぶんぶんと振りながら私を呼ぶ。
そこへ私も笑顔で駆け寄った。



