「俺はこれから瞬たんのとこへ向かう事にする」
「変な事言わないでよ」
「多分」
ニッコリと笑う結城。
黒いからね。その笑顔。
「私も早く三人に合流するか」
そう言いながら、立ち上がるとパンパンっとスカートについた草をはたく。
その手をきゅっと掴んだ結城。
「どうしたの」
結城を見下ろすが、こっちを見ることはない。
「……本当に」
「え?」
「俺、ラブの事……心配してるから」
「……結城」
知ってるよ。だから、今日避けまくってたんじゃん。
結城が心配してるのわかってたから。
きっと、結城は自分が悪いって思うだろうし。
違うのに。そうじゃないから。って思ってたんだ。



