陽と仲良い、ミニバスOBチームの仲間彰が好きだって言ったとき協力してくれた陽。 フラれちゃったあたしを慰めて、手を繋いでくれた陽。 それにドキドキしたあたしは、 “恋”だと信じた。 陽に対する、この感情を “恋”だと信じた。 フラれてすぐ、好きな人が出来る自分に少しうんざりしたけど、好きな気持ちは変えられなかった。 “好き”なもんは“好き”なんだも〜ん♪ そう言いながら、コンビニの肉まんを二個買った小夏のあの時の言葉がわかった。