夏喜は感じたことをありのままに伝える。
んー、でもほんとあれなんだったんだろ?
わたし、体調でも悪いのかな?
「えー、なんだそりゃ!どこでも○アじゃあるまいし一瞬で直也ん家に着くわけねーだろ~、なっ!悠人!」
隼人が悠人に話しをふった。
「ハハッ!だよなー!どうせ夏喜がいつもみたいにぼんやり歩いて着いたんだろ?」
悠人は少しばかり小バカにした感じではにかんだ。
「なっ!?違うわよ!悠人ってほんっと嫌みなヤツ!」
夏喜はプイッて顔を背け悠人は夏喜を少しばかり怒らしてしまった。
「とにかく皆!直也の話しを聞こうよ!」
リンが大声で皆を黙らした。
そして全員「はい」とこたえたのだった。
「さっ、皆黙ったところで直也、話してくれない?」
リンが直也に話しを促した。