「わぁ~すごいね!三重能力に二重人格かぁ~♪」




夏喜はおもわず、直也の二重人格まで口をすべらせてしまった。



ハッ!!!

やっちまった!



夏喜は冷や汗をかきながらも笑顔でニコリと直也に向かい笑うが、直也の顔にはこのバカが。と書いてあるかのような冷たい表情だった。




皆は???で、直也に限ってそれはないだろうと誰も信じなかった。


夏喜はちょっとムッとした表情を浮かべ、直也はニヤリと不敵な笑みを浮かべた。




「夏喜大丈夫かぁ?この冷静沈着な直也が二重人格なわけないだろ?俺ら付き合い長いんだぜ!もしほんとに二重人格ならとっくに気づいてるよ!」

「そうね(笑)」

隼人とリンが笑いながら夏喜に話した。



夏喜は内心おもしろくない。



夏喜のことはおかまいなく直也は話しを進める。