Need me~私を必要として~

「それに!透は私を助けてくれなかった。」


「助けるってどういうことだよ?」



やっぱり、私より他の女が優先なんだ。



「私が皆に殴られてるとき透は助けてくれなかったでしょ?それどころか、女と一緒にイチャイチャしてたもんね。」



そう言うと顔を歪める透。



「私は皆に愛してほしかった。愛情が欲しかっただけなのに神様は不公平よね。なんで私だけ…。なんでなのよ。」


「浮気をした理由はただお前の気持ちを確かめたかっただけなんだ。嫌いになった訳じゃない。今だって愛してる。」



それだけの理由で浮気をするなんて。でもそんなこと言われたら嫌いになんてなれないよ…。



「いじめを助けれなかったことについては本当に悪いと思っている。だけど、もう一度俺にチャンスをくれないか…?」



信じたい。でも、信じることが怖いんだ。



「もし、チャンスをくれるならあの丘で待ってる。」



そう言って病室から出ていった。