Need me~私を必要として~

そうだ。私が愛した人だ。



「琉那。今の声…。」


「私の好きだった人。」


    ・・・ 
そう好きだった人なのだ。



「琉那、行かなくていいのかい?」


「あなたはそれで後悔しない?」



行ってもまた辛い思いをするだけ…。



でも、あなたにもう一度会いたい。



矛盾するこの気持ち。



決めた。



「私、あっちの世界に戻る。お父さんとお母さんに会えなくなるのは寂しい。けど、今の気持ち伝えてくるね!」



2人は笑顔でうなずいてくれた。



「あの光へ走りなさい!さっ、早く!」



お母さんに言われ振り向くことなく走った