あれから俺はあの子を探している


名前も学年も分からない


「快斗、さっきから何考えてるんだよ?」


こんな俺に声を掛けてくれたのは


中学校からの友達


木村 拓真だ


親友ってもんか?


拓真には何でも相談出来て


すごく頼りある