天然ウサギと恋するオオカミ








「………………お、おう」


「………」




お互い、黙ってしまった。




「…なんか、ウサギ……可愛い」


「ほぇ!?」


「毎日思ってるけどな」




フッと笑って、スタスタと歩き出したオオカミくん。



「あっ、待ってよ~」


「……ウサギ、単純」


「え?」




オオカミくんはなにかボソッと呟いた後、
ぐるっと体を反転させた。