天然ウサギと恋するオオカミ









…恐いし。


優しいときもあるけど………。





「さてと、ウサギの可愛いところも見れたし、また作業再開すっか」


「う、うん…」


「あ、あと今みたいにタメ口で話せよ?
敬語なんて堅苦しいからな」


「わ、わかった!」




なんか……今日一日オオカミくんにドキドキしっぱなしだ……。




と、その時だった。





「誰だ~さっきの叫び声はー」





先生の声が遠くの方でした。





「せ、先生っ!?わ、私がさっき叫んじゃったから……っ!」


「ウサギ!来いっ!!」


「え? キャッ!!」