「いっっつもいい子ずらしやがって!!!」
 


「きゃっ」






うそ。

美麗ちゃんに思いっきり突き飛ばされる。

すると、足を踏み外し、ガクッとからださがる。

私は急な坂を転がりおちる。   



落ちる瞬間とっさに腕を掴んでしまった美玲ちゃんと一緒に。