大好きな君へ。


笑わないで聞いてくれ



次の日、僕は君を誘ってみた。

「今日、一緒に帰らない?」

そうすると君は、顔を赤くさせ、
「うんっ」

そう言った。久しぶり…2ヶ月ぐらい、
一緒に帰ってなかったから
僕の胸が少し、音を立てた。



「じゃあ、放課後この教室に来るから。」


……ん、今日の約束は果たせた。
あとは、君に――


✲✲✲✲

キーンコーンカーんコーン
「さようならー。」


今日の授業終わり。
うん、帰ろう。