『ピーッ!!』
試合が始まった。
いつもの試合の100倍ぐらい緊張してる俺。
「竜希!勝ってよ!?」
「誰に言ってんの?竜希様だぜ!?勝つに決まってんじゃん」
「そうだったね。がんばれ」
「おぅ。」
試合中なのにこんな会話してる俺ってばか?
でも、華琉に励まされたし?俺様だし?
負けるわけない。
「竜希!ニヤけてないでオフェンス!」
「あ、ごめん慎也!」
ばか華琉のせいでオフェンス忘れてた!
先生不機嫌だし!
やべーなこれ!
「竜希ー!!真面目にやれー!」
「はーい!すいませーん」
やっぱりな?怒られると思った……
でも、俺たちのチームは3年生だけあってどんどん点数を入れていく。
『ピーッ!!タイム!!』
は?タイム?
練習試合にタイムなんてあるのか?
「1、2年チーム!こーい!!」
「「はい!!」」
「3年はテキトーに休憩しといてくれ!」
「「はーい」」
1、2年だけアドバイスか?
まぁ負けてるもんな!
20対2だしそんぐらいのハンデはいいか!
俺は華琉のとこ行ってよ!
「はーる……?」
華琉のところに向かうと、先生と1、2年がいた。
「竜希?なんか先生が来いって!」
「おー竜希!お前は水飲んでこーい」
「いいです。華琉が俺のオアシスなんで」
「あっそ。じゃ華琉、後輩たちにエールを!」
「はい?なんですかそれ……」
「だーかーら!後輩に頑張って?ってかわいく言え!」
「「はぁー!!??」」
まじ先生何考えてんの!?
華琉は俺だけのオアシスでみんなのじゃないんだけど?
「いや。」
「やってくれたら、体育の成績5。」
「え?まじ?やるやる!」
