そのまま竜希と話して家に着いた。
相変わらず私の家はうるさくて竜希は羨ましがってた。
でもさこの家にはプライベートなんてないんだよ……
「おかーたん!そーがれいじょーこにはいっちぇる!」
「颯!!なんで冷蔵庫に入ってるの!」
「だって暑いじゃん!」
「あほか!エアコンつけろ!」
「はぁーい」
「そーおこられたーきゃははは」
騒がしい……
あたし一応受験生!!
ま、来年からは一人暮らしだし今のうちにこの騒がしいのを満喫しとこっかな?
「お母さん!ヒナがノートに落書きしたー」
「こら!ヒナ!颯にごめんなさいは?」
「いや!べー」
「おいこらヒナ!謝れよ!」
「おとーたん!そーがおこっちぇる!」
やっぱりうるさい!!
「ヒナ!颯!うるさい!私勉強してる!」
「華琉が勉強!?お母さん!華琉が勉強してる!」
「おかーたん!ねーねーがおべんきょしちぇる!」
「華琉が勉強!?お父さん!華琉が勉強してるってよ!」
「お!華琉もやっと受験生らしく勉強し始めたか!」
なんなの!?この家族!
今まで勉強なんてしてこなかったけど、そんなに驚く?
失礼すぎ!
「みんなしてなんなの!?私だって勉強するよ!」
「竜希くんのおかげね!」
「なんで竜希?」
「鈴がいってたの!竜希と華琉が結婚するそーよって」
「鈴さんが?絶対竜希だ……」
「昔から仲良かったもんねーあんたたち」
「お母さん……それとこれとは関係ない!」
「関係ある!運命だったってことでしょ?」
「そーかもね」
「親の前でよくいえんねーまっ子供ははやすぎるからなー」
お母さん!
まだまだまだまだ先の話!
「ないないないない10年ぐらいない!」
「そうなの?まっ仲良くがんばって!応援してる!」
うちのお母さんは親っていうか友達みたい。
ノリとか話し方とかね……
