まぁ声出されても止めねぇけど?
華琉が俺を押してるけど、全然力が入ってない。
てか崩れ落ちそうなんだけど?
そろそろやめてやるか。
「ハァハァ・・・ばか竜希」
華琉は苦しかったみたいで、肩で息してる。
しかもそんな潤んだ目で見られても怖くねぇーし?
逆効果だし?
「もっとしてほしーの?」
「遠慮します・・・」
「そ?残念」
ニヤッと笑った俺をみて華琉は起こっているようす。
「竜希はいつも余裕だよねー」
「んなことねぇーよ?いっつも欲情してる」
「今日の竜希には敵わないよ・・・」
「華琉になら優しくなるけど?」
「今はやめて・・・もう家だし」
ホントだ。
華琉んちはいつも騒がしい。
「お母さん!ヒナが俺のエンピツ折ったー」
「うるさい颯!近所迷惑!」
「お母さんもうるさいよ!俺勉強中!」
「ごめんごめん羅夢。」
「お父さん!ヒナがエンピツ折った〜」
「ヒナ怪我してないか?」
「おとーたん!そーがやった!」
外にも聞こえるぐらい賑やか。
颯ってのは西野家の次男で小4。
羅夢は長男で中1。
西野家の中心はヒナ。
華琉のお父さんもお母さんも羅夢も颯も華琉もみんなが日向を溺愛してる。
