「たーつきー!お疲れ!今日もかっこよかった!」
「そりゃどーも。送るからまってて」
「おっけー!!暗いからはやくしてよー」
練習終わって疲れてんのに送ってやる俺ってやっぱ華琉には甘いみたいだ。
「よし。華琉帰ろーぜ!」
「うん!なんか竜希と帰るの初めてじゃん?」
「そーだな!明日も見に来る?」
「明日はヒナ迎えないとだから無理かな?」
「そっか。ヒナによろしく!」
ヒナってのは華琉の弟の日向。
今2歳で華琉と12歳差。
華琉は超がつくほどのブラコン。
ヒナは華琉に似てて、色白で目が大きい。
男の子なのにかわいいって女子が言ってた。
かわいいとは思うけど、やっぱ華琉が1番だ!
「竜希!そろそろ席替えだね・・・」
「そうだな。 俺と離れんのが寂しいの?」
「べ、別にー?竜希が寂しいんでしょ」
「強がりな女。まっ俺は寂しいけど?」
「ば、ばか竜希...」
「ん?華琉、真っ赤だけど?」
「・・・っ!ばか竜希///」
華琉を素直にさせるには、俺が素直になるのが1番だ。
いつも強がりで毒舌な華琉だけど、こんな時は素直になる。
「華琉しゃん、キスしていい?」
「・・・うん」
俺は華琉にキスをした。
華琉はさっきよりも真っ赤になってリンゴみたい。
かわいすぎ・・・
俺どーにかなりそうなんだけど?
華琉しゃん・・・なんでそんなにかわいいの?
「竜希ってキス魔?」
やっと赤みが引いてきた華琉が変なこと聞いてきた。
「俺?俺は欲望のままに華琉を求めてるだけだけど?」
「なにそれ・・・素直過ぎてこわい」
華琉が素直じゃないぶん、今日は俺が素直になる。
「そ?華琉も素直になったら?」
耳元で言うと、大抵華琉はきいてくれる。
