華琉side
「華琉、こい」
竜希に呼出された。
あたしはベランダの壁に寄りかかって、竜希に話しかけた。
「なんなの?」
すると、竜希が近づいてきて、あたしの頭の上の方の壁に腕を置いた。
いわゆる壁ドンってやつ。
顔が近い!
「華琉、ボタンが開いてる。」
耳元に囁くように言った。
なんか今日の竜希は別人みたい!
なぜか甘い。
「あ、ほんとだ」
そう言ってボタンを締めようとすると、竜希の手が近づいてきた。
「た…つき?自分でできるよ?」
「いいから黙って俺に従え。」
「うるさい……」
竜希は少し強引で、俺様だ。
少しっていうか、かなりかな?
「ねぇ竜希?それだけのためによんだの?」
べつに、ボタンが開いてるぐらいなら、教室で言ってくれてもよかったじゃん!
へんなのー
「ん?んなわけねぇーだろ?華琉、春光と話すぎ」
あ〜そのこと!
竜希は独占欲の塊だ。
まぁ、そんなとこもかわいいんだけど!
「そー?普通だと思うけど?」
あ・・・しまった
不機嫌オーラがでまくってる
「華琉ちゃんは、俺に歯向かうんだ?」
「え?そそんなんじゃないよ?」
「・・・・・俺をあんまり怒らせないで?」
また耳元で囁く竜希。
なんかだか、あたしの知っている竜希じゃないみたい。
「・・・///////うん」
そんなことされたら、照れるじゃん!
てか、みんないるのに恥ずかしい!
「華琉は俺の・・・」
そう言ってあたしの前髪にキスをした。
