「なぁ華琉、俺と結婚する?」
「はぁ!?何言ってんの!?」
いきなりなんてこと言い出すの!このばか
でも、婚約指輪もらった…
「婚約指輪あげたろ… 」
「そうか…もっと真剣に言ってよね。」
「西野華琉さん、まだ中3でなんにも知らないガキだし、いろいろ不安になると思う。でも、華琉を好きな気持ちは変わらない。だから。高校卒業したら俺と結婚してください。」
最後の打ち上げ花火が空に上がった。
ここで過ごす最後の夏。
花火で一瞬だけみえた真っ赤な顔の竜希とニヤニヤしたクラスメイトの顔。
「仕方ないから結婚してやる......」
「そりゃどうも。キスでもしとく?」
「しといてあげる。」
キスしたときの竜希の顔も。
全部忘れない。
最高の夏休み!
ま、そのあとからかわれたんだけどね?
人前だってこと忘れてたもん!
竜希とならいっかっておもっちゃう自分が怖い!
