「竜希!悠陽!行くよ!」
「「おぅ。」」
俺らに拒否権ねぇーの?
まっ、ゲーセンだからいいんだけど……
「竜希昔からゲーセン好きでしょ?」
「まぁな。華琉もだろ?」
「うん!」
昔から親同士仲が良かったから、よくショッピングとかに連れていかれてた。
大人の買い物は長くて、子供の俺らは自然とゲーセンに行ってた。
俺と華琉はいつも勝負してたなぁー。
「華琉ープリ撮ろっ!」
「撮るー!竜希たちも撮ろ!」
「俺はいいよ……」
「俺も……」
プリなんて撮ったことねぇーし!
女子みてぇーだしはずい!
「たつきぃーおねがぁーい?ダメ?」
上目遣いにうるうるした目、甘えた声……
撮ってやりますか!
「撮るぞ!悠陽!」
「まじかよ……竜希ってほんと華琉に甘いよな」
「私も思う……でも、いまの華琉可愛すぎた」
「だよな……華琉しゃんかわいい」
「竜希きもい」
「悠陽うざっ!かわいいに罪はない!」
「ナルシストかよ……」
「華琉かわいいじゃん!」
「紗奈も言ってるよーばーか」
「一生華琉に勝てねぇな……」
悠陽も俺の気持ちわかったか……
華琉を敵に回すと、紗奈まで敵になる。
悠陽も華琉には勝てない。
「きゃーっ!ゆうたんかわいいー」
「紗奈のほうがかわいいー!俺どうにかなっちゃいそう!」
