「しゅん、今からデート?」
「そーだけど?こうは?」
「俺も華琉とデート。」
「「はあ!?」」
「なんだよ?華琉今日休みだろ?」
「休みだけど、なんでデート?」
「んー……暇だから?」
「そ〜ですか……どこいくの?」
「あとのお楽しみ?」
「あんまり遅くなるなよ。華琉は勉強しに来てるんだからな。」
「しゅんは硬いねー。ま、そんな遅くなんねぇよ。」
「華琉、こうがなんかしたらすぐ呼べよ?」
「大丈夫だよ。こうちゃんヘタレだし」
「そーだな!よし、行ってくる。」
「いってらっしゃーい!悠李ちゃんによろしくー」
「おぅ」
悠李ちゃんはしゅんちゃんの彼女で高校三年生。
しゅんちゃんの高校の後輩なんだってー
「華琉、俺らも行くぞ!」
「うん!」
こうちゃんがヘタレなのは、いままで自分から告白したことがないから!
頭いいし、顔いいし、運動できるし最高だから、モテモテなんだけどなー
彼女はいたことあるけど、どれも本気じゃないってしゅんちゃんが言ってた。
双子ならではカンなのかな?
「華琉、俺べつにヘタレじゃねぇーからな?」
「え?初恋まだなんでしょ? 」
「は?初恋継続中だ。ばか」
「はあ!?何年!?」
「10年ほど? 」
「うわー。一途だねこうちゃん」
「まぁな。てかこうちゃんじゃなくて皐太郎ってよんで」
「なんで?いままでずっとこうちゃんって呼んでたのに?」
「いいから。皐太郎ってよべな?」
「わかったー。今日どこいくの?」
「公園。」
「公園?なにするの? 」
「遊ぶにきまってんだろ!」
キラキラと目を輝かせながら言う皐太郎。
ほんとに大学生?
それからあたしたちは公園についた。
皐太郎は、遊ぶって言ってたのにずっと隣に座ってる。
「遊ばないの?」
「華琉とのデートなのに1人で遊ぶわけねぇだろ」
「そ?じゃあトークしよ!」
「ははっ!いいよ。」
皐太郎はたまーに大人だなって思う時がある。
大人の余裕とかそう言うのっていいよね!
