よし!男バスのとこ行きますか!
あれ?紗奈どこ行った?
「さーなー!!」
「はるぅ…由奈が泣いてる」
「あんたも泣いてるから…悠陽んとこいくよ!」
「悠陽!?行くー!」
悠陽のことになると涙もおさまるみたい!
ほんと大好きだよねー。
男バスのところに戻ると、もう試合が終わっていた。
「負けちゃったかなー?」
「わかんない。あいつらさがそ?」
「うん……あっ!いたよ!」
玄関のところに竜希と悠陽はっけーん!
「悠陽ー!勝った?」
「おぅ!てか紗奈たちどこ行ってたんだ?」
「女バスのとこ……」
「目赤いじゃん!なにかあったのか?」
「負けちゃったのぉーうわーん」
「まじかよ…てか紗奈あっち行こうぜ!ここで泣くなよー」
「ゆうーひー…由奈がありがとってうわーん」
紗奈泣きすぎ!
自分の試合は泣かなかったのに女バスのは泣くの!?
どこまでズレてんのよ。
「華琉ちゃーん?なんでいなかったのかな?」
竜希が怒ってる……
「女バスのとこ。」
「なんでかってにいなくなんの?俺心配したんだけど?」
「しかたないじゃん!緊急事態だったんだから!」
「一言言ってからいけよ!試合に集中できねぇーだろ!?」
「そんなの竜希のメンタルの問題じゃん。」
「はあ!?心配してんのになんだよ!てか俺ケンカするために話しかけたんじゃねーよ……」
「あたしだってケンカしたくないもん。ごめんね?さっき仲直りしたばっかりなのに」
「華琉が謝った……。俺もごめん。でも、好きだから心配すんの。昔から華琉はかわいいから。」
「そんなにかわいくないよ。ほんと竜希は昔から過保護で独占欲強すぎ。でも好き。」
これがあたしたちなのかもしれない。
お互いバカみたいに好きで、ケンカばっかり。
でも、何回ケンカしても竜希がいつも謝ってくれてた。
今回だけはあたしが謝ってあげるからね?
