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       悠哉へ

この手紙をみているってことは、もう私はそこにいないってことだと思う。

まず始めに……謝らせてください。
一緒に居ることが出来なかったこと。
陽妃と葉月のお母さんとしてちゃんと出来なかったこと……。

ごめん、悠哉……。
ずーっと一緒にいたかった……。
本当は、悔いがないなんて嘘。
ずーっと一緒に居ることが出来ないのが一番の悔いです。
本当は……死にたくない……。

そう思ってた。

でも、隣に居てくれる悠哉に申し訳なかったです。
陽妃と葉月のことをよろしくお願いします。もし、陽妃が私のあとを継ぎたいと思うことがあったら、tiara は陽妃に継がせてね。すべて、悠哉に任せます。

いつか、悠哉がまた笑ってくれることをことを願っています。

こんな私が言ってもいいのかわからないけれど。ずーっと大好きです。

本当に今までありがとう。
愛しています。

悠哉に逢えてよかった。

       夏帆より
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