ガラッ……

病室のドアを開けると、夏帆は寝ていた。

俺はあと何回、この顔を見ることができるのだろうか。

夏帆っ……先に行くなよ……。

俺をおいていかないでほしい……。

夏帆が居ない暮らしなんて……俺にはできっこないんだ……。 


悠哉「夏帆っ……ずっと一緒に居てくれよ……。」


俺は静かに、泣いた。