シャイな君に恋をした。

私と貴方の出会いは、5年生の何気ない日常だったよね。




「おーい吉岡」

1人の女子が席を離れる音がした。

「はーい!何ですか?先生」

「これ、教材室まで運んどいてくれ」

えっ...これ!? いやいや、ちょっと待ってよっ!
超デカイよ、この段ボール

「せ...先生...これ1人で運ぶんですか??」
わざと、上目使いをする私。 ...でも。

「何だ!文句があるのか?吉岡」

「そっそそ、そんな訳ないじゃないですか!!先生っ」
おい!私よ!成績、成績、気をつけろ!!

「そうか。あと5分で休み時間、終わるぞ! いいのか?吉岡」

クソッ!50代には、上目使いは通用しないのか!!

「はい...。先生...。って!!急がなきゃっ!」

私の教室(5年2組)から教材室までは、結構な距離がある。
まず、隣の5年1組の教室の前の廊下を、ずうっと真っすぐ行って階段を下りて、また真っすぐ行くというルートである。

こんな説明じゃ分かんないよね...。すみません(>_<)