だが、私はそんな事を引きずってはいられない…と自分に言い聞かせていたが、学校が始まるとやっぱり、思い出してしまう。

「はぁ…」

と一人でため息着くと隣に並んで座っていた男子、篤郎が

「長いよな笑」

とか話かけてきた。
いや、私はそれでため息ついたわけじゃ…とか思いながら笑って

「そうだね、もう寝そう」

とか適当な感じで返すと笑ってきた。