先ほど、晴之に別れを告げられ1人でトボトボ歩いていた遊歩道。 その遊歩道に設置されてあるベンチに私を連れだした男性と並んで座った。 真っ暗な海は街灯と月の光でキラキラと輝いている。 「どうして…。」 「川口さんがビルに入っていくのを見かけたから…。」 誠は少し俯きながら話した。 「私ね…、彼氏に捨てられたの。」 私はその場で誠に晴之の事を全て話した。 晴之に全てを捧げた事、壊された事を…。 「結局、私1人浮かれていただけだった…。」 涙が零れる。