俺の方が、好きだけど。



スタイルも良くて背も高いから、周りの目を引く。


通り過ぎて行く女の子達は、キヨ君を見て頬を赤らめていた。


きっと、赤のチェックのシャツがこんなに似合う人はキヨ君くらいだ。


わたしも精いっぱいオシャレしたつもりだけど、生まれ持った体格やスタイルはどう頑張っても変えられないから……。


なんだか、隣に並ぶのが恥ずかしかった。



「おはよう。早いね!」



「花梨ちゃんこそ」



クスッと笑われて、女の子みたいな笑顔なのになぜかドキッとさせられる。



「なんだか落ち着かなくて」



「だと思った。だから俺も、ちょっと早めに来たんだ。花梨ちゃん、いそうな気がしたから」



えっ?


わたしのために?