ガサゴソと封筒を開ける音を聞く。
恥ずかしくて直視出来ずに、顔を伏せてうつむいた。
そんなに長文じゃないし、すぐに読み終わるだろうけど。
目の前で読まれるのって、やっぱりめちゃくちゃ恥ずかしいよ。
「ぶはっ。花梨ちゃんの想いがすっごい伝わって来た!」
「わ、笑わないって言ったのに〜! ひどいよ」
「笑ってないって。可愛いなって思っただけ」
「顔がニヤニヤしてるもん」
ムッと唇を尖らせる。
絶対笑ったしー!
「ごめんごめん、怒らないでよ」
キヨ君が優しく頭をポンポンしてくれる。
まるで、子どもをなだめる親みたい。
だけどね、そんなささいなことでわたしの機嫌はすぐに元通り。



