俺の方が、好きだけど。



なんだ。


そっか。



「そんなに一緒にいたいなら、俺んちに泊まる? 花梨ちゃんさえ良ければの話だけど」



「えっ!?」



と、泊まりは……まだちょっと。


でも、一緒にいたいし。


だけど。



「ぷっ。冗談だって」



「ひ、ひどい! さっきからそればっかり」



わたしをからって楽しんでるの?



「花梨ちゃんの反応が可愛くて、つい。じゃあ、もう少し一緒にいよっか」



ニコッと笑うキヨ君の方が、小悪魔なんじゃないかと思う。


キヨ君の笑顔を見る度に、わたしの心臓は忙しなく動き出すんだもん。