俺の方が、好きだけど。



「ぷっ、冗談だって。いろいろあったし、今日は疲れただろ? もう遅いし、そろそろ送って行くよ」



「え?」



もう?


まだ、離れたくないな。


もう少しだけ、キヨ君の温もりに触れていたい。


だけどこれは、わたしのワガママだよね。



「なに? もっと一緒にいたいの?」



からかうように、キヨ君がクスッと笑う。



「え? な、なんでわかったの?」



図星を指されて恥ずかしかった。



「マジで? 冗談で言ったつもりだったんだけど」



「えっ!?」



じょ、冗談……?