俺の方が、好きだけど。



「知ってる? ここが俺んちだってこと」



切羽詰まったような声が耳元で聞こえて、胸がキュンと疼く。


ドキドキしすぎて、体中がものすごく熱い。



「誰もいなくて、二人っきりだってことがわかってんのかよ?」



「わ、わかってるけど……」



それがどうかしたの?


わたしは、キヨ君に好きだって言ったんだけど。


それなのに、なんでこんな話になってんの?



「キ、キヨ君は……わたしのことをどう思ってるの?」



不安と緊張から声が小さくなる。


ダメだな。


意気地なしだよね、わたし。