俺の方が、好きだけど。



「たっぷり可愛がってやるから、覚悟しとけよ」



耳元で囁かれ、ゾゾゾッと悪寒が走る。


ニタニタ笑う顔が、めちゃくちゃ気持ち悪かった。


や、やばい。


やだよっ。


ものすごく、身の危険を感じる。



「お前、この前も寧々ちゃんのあとを付けたって言ってたよな? やべーこと企んでんじゃねーだろうな?」



えっ……?


あ、あとを付けた?


そういえば、さっきもそんなことを言ってたような。


もしかして……寧々をストーカーしてたのって!



「心配すんなって。やべーことはしねーよ」



ニヤッと怪しげに笑うコウ君に、どうしても嫌な予感が払拭出来ない。


どうしよう、何とかして逃げないと。