「キヨ君と鈴峰さんって、前は仲良かったのにどうしたわけ?」
教室でお弁当を広げていたわたし達。
痛いところを突かれ、ご飯が喉に詰まりそうになった。
「まぁ、いろいろありまして……」
言いたくなくて誤魔化した。
口に出すと、涙がこぼれ落ちてしまいそうになる。
嫌われているっていう事実を認めたくない。
「いろいろ……ね。だから言ったでしょ? 人との繋がりなんて、簡単に壊れちゃうんだよ」
「…………」
何も言い返せない。
大石さんの言うように、わたしとキヨ君の仲はすでに壊れているかもしれないと思ったから。
カバンに入れたラブレターは、渡せず仕舞いのまま過ぎて行った。



