俺の方が、好きだけど。



太陽に照らされた金髪が眩しい。



「いいよいいよ。俺らも今来たところだし。なっ?」



ひとりの男子が、もうひとりの男子に目配せする。



「おう。寧々ちゃんと遊べるなら、いくらでも待てるし〜!」



「わー! ありがとう。コウ君とヨリ君って、相変わらず優しいよね〜! あ、今日は友達の花梨も一緒なの」



大石さんはニコニコしながら、男子達にわたしを紹介した。


しかも、ちゃっかり呼び捨てだし。



「へ〜! 初めて見る子だな。ちっちゃくて可愛いじゃん」



ニタニタ笑う男子を見て、背筋にゾクッとした悪寒のようなものが走る。



キヨ君に言われた時はドキッとしたのに、今はひとつもそんな気持ちが湧き上がって来ない。