ピーンポーン♪
美華「はーい!涼太?お姉ちゃん?!」
涼太「みんなは?」
美華「祐介と智と由紀は智の家にいるよ。」
涼太「そっか。美華、急いで智と祐介呼んできて!」
美華「えっ うん!」
涼太は姫抱きにしていたサツキをベッドに寝かせた。
祐介「どうした?」
涼太「母親現れて過呼吸になった。」
智「は?マジかよ・・・」
祐介「それで意識とんだってことか・・・」
智「ひとまず診察して。」
涼太「ああ。」
脈拍は68。呼吸も正常。
涼太「大丈夫。」
智「何で今ごろ現れるんだ?」
涼太「いや、よく現れてお金奪っていくみたい。」
祐介「空き巣って言ってたけど、その母親が荒らしたとか・・・」
智「どっちにしろ、このままじゃなあ・・・」
祐介「何でお前一緒にいたんだ?」
涼太「昔から知り合いの先生がいるって言っただろ?その先生に会いに行ったんだ。そしたらやっぱり今朝退職届出したって。で、どこにいるか聞いたら、きっとスポーツセンターにいるって言うから探してた。」
智「スポーツセンター?」
涼太「辛かったり、あまりにも悩んでると倒れるまで走りに行くみたい。倒れるとすっきりした顔してるんだって。」
祐介「マジかよ・・・ 自殺行為とあんまり変わんないな・・・」
智「耐えられなくなって、全部忘れたいんだろうな・・・」
涼太「時速18キロ位で3時間以上走ってた。」
祐介「スッゲー体力だな・・・」
智「本当にかわいそうだな・・・」
涼太「過呼吸になった時、何で私ばっかりって言ってた。」
祐介「はあ~・・・」
智「話してくれたら助けてあげられるのにな・・・」

