ずっとそばにいる。


~涼太SIDE~

この派手な女の人は誰だ? 最初は分からなかった。

はっ?! お金貸してくれない?何でだよ?

あれ?声が震えてる? もしかして親?!
そんなことを思っていて、サツキを助けることができなかった。バカだよ俺・・・

お金を奪って母親は去っていった。
サツキはヘタリと座り込んだ。
いつも強くて、迷いの全くない彼女がとても小さく見えた。まだ19歳なんだな… なのに大きな過去を背負って必死に生きてる… 俺は思わず抱き締めた。守ってやれなかった自分を惨めに思った。

なあサツキ? 何でそんなに我慢するんだ? 何でそんなに我慢できるんだ?

過呼吸になった彼女は言った。何で私ばっかり…って。
辛いよな・・・苦しいよな・・・泣きたいよな・・・

彼女は意識をとばした…