ずっとそばにいる。


~祐介SIDE~

なぜいきなり?
家の中に入ると未菜と美華ちゃんが号泣していた。 美華ちゃんは過呼吸気味だし・・・

ひとまず美華ちゃんを落ち着かせないとな・・・

祐介「美華ちゃん?深呼吸しよう。スー…ハー…」俺は背中を擦りながら声をかけた。

美華「ハアハアハアハアハア…スー…ハアハアハアハアハア…ハー…」

落ち着いてきたな。
祐介「美華ちゃん、どうしたの?」

美華「お姉ちゃんに… グスッ 酷い… ヒック…こと…言っちゃった。グスッ 大っ嫌いって・・・」

祐介「そうか・・・ちゃんと謝ろうな?」

美華「でも美華、置いていかれちゃった・・・」

祐介「大丈夫!絶対戻ってくるよ!」

美華「本当に?」

祐介「うん!」


未菜にも聞かないと・・・
祐介「未菜~?どうしたの?」

未菜「サツキ…にいつになったら、名前で呼んでくれるの?って聞いたの。だけど、仲良くするつもりはないって・・・」

人と関わりたくないって言ってたもんな・・・
祐介「きっとなんか理由があるんだよ。」

未菜「サツキはずっとそうだった。誰とも仲良くしなかった…」

祐介「そうなんだ・・・」

未菜「でも、サツキ言ってた。「私がいるとみんなが悲しい」って。そんなことないのに・・・」

祐介「それをサツキちゃんに伝えてあげよ?」

未菜「うん。」



サツキちゃん探さないと・・・
涼太と智に連絡しよう。

プルルルルル プルルルルル
祐介「もしもし、俺だ!詳しいことはまた後で話すけど、サツキちゃんが出ていった。」

涼太「は?まじ?」

祐介「もう遅いし、一人で歩くのは危ないから探してくれる?」

涼太「了解!!」


プルルルルル プルルルルル
祐介「もしもし、俺だ!サツキちゃんが出ていった!

智「はっ?いきなり?」

祐介「詳しいことはまた後で。だけどかなり精神的にきてるかも・・・」

智「ヤバイな・・・ 急いで探すわ!」






「サツキちゃん!!サツキちゃん?」
30分ぐらい探したけど、見つからなかった。病院にもいなかった。