ずっとそばにいる。


涼太「入るよ?」

未菜「涼太?祐介も智も仕事行っちゃった・・・」

涼太「そうか。サツキちゃんどお?」

未菜「一回起きてきて「ごめんね」って言って、また寝ちゃった・・・看病したいんだけど、祐介がダメって・・・」

涼太「大丈夫だよ!ちょっと診てくるね?」




涼太「サツキちゃん?起きてる?」

サツキ「はい。森下先生?」

涼太「あっうん。弟の方。」

サツキ「点滴ありがとうございました。」

涼太「ううん。それより、診察したいんだけど・・・嫌?」

サツキ「えっ?もう大丈夫ですから!」

涼太「一応…ね?…」

サツキ「(めんどくさいなあ…怖いし…でもこれ以上しつこくされるのも嫌だし…)はい…」

涼太「手出して?」
手首をなるべく弱く掴んで、脈をとる。 78。普通。
涼太「OK!脈拍いつもどれぐらい?」

サツキ「64くらいです。」

涼太「えっ?今、78だったよ?ごめん、怖かった?」

サツキ「いえ、こちらこそすみません…こんなんじゃ診察にならないですよね…(ドキドキしすぎだな…)」

涼太「ごめん、ちょっと音聞かせて?」

サツキ「はい。」

涼太「深呼吸して」
服のボタンを少し外して聴診器を当てる。
さっきよりもっと心拍数上がってるな・・・
涼太「よし。音もOK!」

サツキ「ありがとうございました。(あー怖かった…)」

涼太「いえいえ。調子悪くなったらいつでも呼んでね!」

サツキ「はい…(呼ぶわけ無いわ!)」