ずっとそばにいる。


裕翔「大体は聞いた?サツキのこと。」

涼太「はい。実はまずお伝えしなければいけないことが。友達の家に泊まってるって言ってませんでしたか?」

裕翔「ああ、言ってた言ってた。」

涼太「その友達って、兄の彼女なんです。」

裕翔「まじ?」

涼太「はい。それで、俺はその下の下の階に住んでいるんです。」

裕翔「それって運命かもよ♪」

涼太「…今はそれどころではなくて、実は昨日から高熱出してて、寝ている間もうなされていて・・・」

裕翔「うなされるのはいつものことだよ。うなされない日の方が珍しいと思うよ。」

涼太「えっ?」

裕翔「口にも顔にも出さない分、夢に出てくるんじゃない?」

涼太「・・・」

裕翔「それだけ我慢してるんだよ。だから君がサツキの何でも話せる人になればいいんだ。」

涼太「どうすれば?」

裕翔「それは俺にも分からない。けどきっとサツキは心のどこかで助けを求めて叫んでる。」

涼太「また先生のところに来るかもしれません。その時は助けてくださいね?」

裕翔「ああ。応援してるぞ!」