~サツキSIDE~
夢を見た。
私と美華は7歳離れている。私は生まれたばかりの美華に覆い被さって、守った。
美華は大泣き。その度に「うるせーんだよ」と父親も母親も美華を蹴る。私は必死で美華を守った。
私は美華の代わりにずっと蹴られた。殴られた。
でも絶対泣かなかった。泣いたら負け。もっと蹴られる。
父親が浮気していることが発覚して、父親はいなくなったものの、母親はさらにひどくなっていった。
暴言をたくさん吐かれた。でも、もうなにも感じなかった。
「何であんたたちなんて生んだんだろ?」
じゃあ生まなければ良かったじゃない。私も苦しい思いしなくてすんだのに・・・
死にたいと思ったってできないじゃない・・・ 美華がいるから・・・
もう嫌だよ!
痛い痛い痛い痛い痛い痛い やめてやめてやめてやめてやめて

