ずっとそばにいる。


智「涼太?サツキ!」

涼太「過呼吸で意識飛んだ!」

智「ヤバイな…ここ入って!誰か!モニターと点滴!」

看護師「はい!」

智 (聴診器を当てる)「ん…ちょっと…」

看護師「持ってきました!」

涼太「ありがとう。」

看護師「い…いえ。」

智「点滴刺して。」

涼太「おお。」 (プス)

智「…何があった?」

涼太「…昨日さ…今度の土曜日、親に会ってくれって言ったんだ。それで…親がどういうものなのか分かんないって… ずっと元気なくて…」

智「そうか…大変だなサツキも…」

涼太「今日当直から帰ってきて、寝たんだけど…布団かぶって泣いてて… 彼女も医者も失格だとか…一緒にいると幸せになれないだとか… で…ついふざけんなよ!って言っちゃった…」

智「それで過呼吸か…」

涼太「意識飛ばす前に…もう死にたいって… たぶん昔のことだと思うんだけど…」

智「相当だな… 死にたい…か…」

涼太「虐待されて…死にかけて…やっと楽になれると思ったのに…死ねなかったって…」

智「俺らには想像できないな…」

涼太「もう…俺…最低だわ… 俺こそ彼氏失格だ…」

智「おい…お前…何があってもサツキを支えたいんじゃなかったのか?」

涼太「そうだけど…」

智「そばにいてあげろ。なんかあったら呼んでな? あ、あとかなり情緒不安定だから、目離すなよ?」

涼太「分かった。」