ずっとそばにいる。


~サツキSIDE~

うう…

だいぶ我慢したけど、まだお昼…

インフルじゃないよね…

まさかまた胃腸風邪とか?!

嫌だよ…


食欲もなく、ただ寝たくて資料室に来た。


祐介「サツキ?どうした?」

サツキ「何がですか?」

祐介「顔色悪いし…」

サツキ「気のせいじゃないですか?あっ昨日寝るのが遅かったからですかね?」

祐介「…そうか。気を付けてな!結構インフル増えてきてるから。」

サツキ「…はい。」


なんとか笑顔で乗りきったけど、もう限界…

机に本を広げて、読んでいる振りをして寝た。


涼太「サツキ~?」(トントン)


ん… なんか言ってる…


涼太「サツキ?やっぱり体調悪いんじゃん!」

サツキ「ん?大丈夫だよ。ちょっと眠かっただけだから。」

涼太「じゃあ立って?」


椅子から立ち上がった。


涼太「上向いて?」


上を向いた瞬間、フワッとした。

ヤバい…と思ったけど涼太が支えてくれた。


涼太「やっぱり… デコさわるよ?」(ピト)


冷たくて気持ちいい…


涼太「熱っ! 熱計って?ほら。」

サツキ「大丈夫だって。」

涼太「大丈夫じゃないだろ?さっき倒れかけたし… ほら熱計って?」

サツキ「…」

涼太「無視しないの~ ほらおいで?」

サツキ「…」

涼太「挟むよ?」


涼太は肩をグッと押さえた。


ピピピピ♪

涼太「見して。」

サツキ「…」(渡す)

涼太「…サツキ?今日は帰ろう。」

サツキ「だ…大丈夫!明日は休みだから、今日は頑張る。」

涼太「8.7だぞ?」

サツキ「え…」

涼太「今日は智が休みでいると思うから、智の家に行って?俺が連絡しとくから。仕事終わったら迎えに行く。」

サツキ「…ごめん」

涼太「謝るな?サツキが悪い訳じゃない。」

サツキ「うん…」