結局お母さんと追突した車の運転手は助かったが、美香ちゃんは助けられなかった・・・
私の力不足で・・・
ごめんね ごめんね
いつか美華も同じようにしてしまうかもしれないという恐怖に襲われた。

お母さんが目を覚ました。

光希:「佐藤さん!分かりますか?」
久美子:「はい。美香は?」
・・・
サツキ:「・・・腹腔内出血で運ばれてきた直後心停止して約50分間心臓マッサージを続けましたが…
午前8時32分死亡を確認しました…。残念です。」
久美子:「何でよ・・・何で美香じゃなくて私を助けたのよ!・・・あの子はまだ7歳なのよ!」

久美子に胸ぐらを掴まれてもサツキは何も言わなかった。
光希がなんとかその場を収めたが久美子は泣き叫び、サツキは部屋を出ていった。